VS.

ジェントル高校生。

雨の日の下校帰りの男子高校生で溢れかえったバスに乗って、
終着バス停到着の際の出来事です。


両替しなきゃだからみんな降りてからにしようと思って、
脇に避けてちょっと待ちつつ最後の子の後ろに並んだのだけれど、
一番前の席に座ってた男の子が、
あたしが両替するとは思ってなかったらしく、どうぞ、と待ってくれたの。


うわー、お心遣いありがとう。
でも、両替があるのですよ、と思いつつペコリと頭下げて両替開始、
男の子は恥ずかしそうに降りていきました。
しかも、その子を待っててくれた友人らしき男の子たちに、
ジェントルー、ジェントルマン、とからかわれておりました。


微笑ましいと思いつつ、
某お嬢さんが某ミュージカルのジェントル柳生?の話をしていたのを思い出し、
アデューの言葉とポーズが頭に浮かんで離れず、笑いかけてしまったよ。



嫌ーんなことがあった帰り途中に、
なんだか、ほっこり気分をありがとう、ジェントル高校生(笑)



さらに、
気分を浮上させるために、お茶してきて心を落ち着かせてくるよ。
夜から大雨になるらしいけれどっ。